ツ バ メ    今年も益鳥がやってきた (平成30年)

 今年はツバメの観察をはじめてから11年目。4月1日にツバメがやってきた。4月22日頃から卵を温める様子が観察できた。卵の殻が地面に落ちているのを発見するとふ化時期が分かるのだが・・・。5月9日ピーピーとし小さな声が聞こえる。5月17日初めて巣の中を覗くと6羽の雛が大きく成長しているのが分かった。二親が交代でせっせと餌を運んでいる。今は運んできた餌を小分けして数羽に分け与えているようだ。6月3日巣立ち。日中は全て外に飛び立っているが夜は古巣に帰る         

     

5.17

    

5.22

       

6.1                   6.2




 2回目の子育て準備? 6月11日頃から産卵? 7月1日卵の殻が下に落ちている。ふ化したようだ。3日巣を覗くと物音を親鳥と間違え餌を求めて大きな口を開ける。全部で5羽確認できた。数日続く雨風のなかせっせと餌を運んでくるのには感心。7月5日雛の死骸が近くに落ちているのを発見し、巣を覗くと2羽に減っていた。豪雨が続く中で餌が充分与えられなかったので、親の仕業か子同士の争いで落とされたのか? 梅雨が終わると急に猛暑となる。7月19日巣の中は40度以上はあったなか、元気に巣立ち。近くの空をぐるぐる飛びまわった。


      
7.3                7.5                        7.9
   ]
親が巣を見守る7.18            7.19                   親(右)子(左)

※公益財団法人日本野鳥の会発行「あなたもツバメ子育て応援団」によると、子育ての周期は
■産卵:4~6日 ■抱卵:約2週間 ■育雛(巣内):約3週間 ■育雛(巣外):約2週間。
早い時期に1回目の子育てが終わったペアは、2回目のヒナ(2番子)を育てるのは、
エサの少なくなる時期と重なるためすべての子を無事に巣立たせるのは難しくなる。

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