道ばたの雑草・野草(8) たくましい花
暖かくなるにつれ、いろいろな草花を見つけ散歩が楽しみとなる。(5月に撮影)

オランダガラシ(クレソン) アブラナ科
花期 4−8月/長さ20−50cm 多年草。清流沿いなどに生える。野菜としておなじみだが、尾瀬をはじめ各地の湿地などで野生化している。名前の由来は、外国から来たものに、オランダとつける慣例に沿って命名された。

ハハコグサ(ホオコグサ、オギョウ) キク科
花期 4−6月/高さ15〜30cm 越年草。茎や葉は白い綿毛でおおわれる。根ぎわで短く茎が分かれ、葉が密に出して越冬する。春に茎を数本立て、上端に頭花の密集した花序をつける。春の七草のひとつ。名前の由来は綿毛がほおけ立つことから、ホオコグサ。さらに転訛したとされる。
オオバコ オオバコ科
花期 5−9月/高さ10〜50cmの茎を立てて小花が密につく。茎に葉はがつかない。日当たりのいい道端や荒地などに見られるロゼット型の多年草。 大きな葉の様子からこの名がついた。大葉子。

コメツブツメグサ マメ科
花期 5−8月/高さ20〜40cm 1年草。 茎はよく分枝し、地をはい、花は長さ約3mmの黄色い蝶形花で、5〜20個が球状につく。花が小さく米粒状のツメクサの意味。

ムラサキカタバミ カタバミ科
花期 5−7月/高さ20〜30cm 南アメリカ原産の多年草。観賞用に栽培していたものが野生化した。花茎の先端に多数の淡紅紫色の花をつける。
名前の由来は紫色の花をつけるカタバミの意味。
