道ばたの雑草・野草(7)   たくましい花     

あぜ道に目をやると、たくましく生きている雑草を発見しました。
暖かくなるにつれ、いろいろな草花を見つけ散歩が楽しみとなる。(5月に撮影)

オニタビラコ  キク科

 花期 5−10月/長さ30〜80cm 道端や空き地、庭などに生える1年草〜越年草。茎の頂に径7から8mmの黄色の頭花を多数咲かせる。名前の由来は、タピラコに似ていて、大きいことからつけられた。

       

ウマノアシガタ(キンポウゲ)  キンポウゲ科

 花期 3−6月/高さ40〜60cm 日当たりの良い山野に生える多年草。上部で分枝し、先に径1.5〜2cmで光沢のある黄色い5弁花をつける。有毒植物。名前の由来は、葉の形が馬のひづめに似ていることから

       

ニワゼキショウ  アヤメ科

 花期 4−6月/高さ10〜20cm 北アメリカ原産の多年草。茎は細く、根元から叢生し狭い翼がある。葉は細長い剣状で、茎の下部に多くつく。花は紅紫色や淡紫色で径約15mm。庭に生え、葉がサトイモ科のセキショウに似ているので、この名がついた。

     

キツネアザミ  キク科

 花期 5−6月/高さ60〜90cm 越年草。荒地や放置田などに多い。葉は波状に深く裂け、裏面に綿毛が密生。茎は直立し、上部で多くの枝を分け先に頭花をつける。名前にアザミとつくがアザミ類ではない。名前の由来は、アザミに似ているがとげがないことを、人をだますキツネに見たてた。

     

アカツメクサ(ムラサキツメクサ)  マメ科

 花期 5−8月/高さ20〜60cm 多年草。空き地などに生える。茎上部の葉のわきから短い花穂をだし、多数の紅紫色の蝶形花を密に球状につける。名前の由来は紫色の花をつけるツメクサの意味。

     


もどる ホームページへ つぎへ