道ばたの雑草・野草(23) たくましい花
季節の移り変りとともに、新しい草花を見つけるのが楽しい。踏みつけられ
たり、刈り取られたりしても花期がくれば咲く。自然に感謝!(10月に撮影)

ミゾソバ タデ科
花期7〜10月/高さ40〜80cm 1年草。細い茎に下向きのとげがあり。葉は卵状で三角形で長さ3〜12cm。
10個ほどの小さい花が集まってつき、がくは紅紫色〜白色。名前の由来は、ソバの花に似て、溝などに生育することから。


コスモス キク科
花期 6〜11月/高さ1〜2m 明治の中期に渡来した秋の代表的な草花で、日本では秋桜の字をあてる。
花色は非常に多彩で、園芸品種が豊富にある。写真は川沿いに野生化しているコスモス。
名前の由来は、ギリシャ語で「装飾、美しい」の意味。


ススキ(オバナ・カヤ) イネ科
花期 8〜9月/高さ1〜2m 多年草。秋の七草のひとつ。幅広く長い葉が重なりあい、叢生(そうせい)して大きな株を作る。
葉の緑はざらつき、握ると手が切れる。中央脈は太くて硬い。太い茎が直立し、先に大きな穂をつくる。葉を刈って茅葺き屋根に用いる。

セイタカアワダチソウ キク科
花期 10〜11月/100〜250cm 多年草。地下茎を縦横にのばして繁殖する。春から夏に茎が高く成長する。
秋に黄色い頭花が密生し、全体が大きな円錐状の花序となる。。名前の由来は、背の高いアワダチソウ(アキノキリンソウ)の意味。

アメリカセンダングサ キク科
花期 9〜10月/高さ50〜150cm 1年草。茎は4角形で暗紫色。葉は3〜8個の小葉に分かれる。
枝先に黄色の頭花をつける。名前の由来は、アメリカから渡来したセンダングサの意味。
