道ばたの雑草・野草(18)   たくましい花     

季節の移り変りとともに、新しい草花を見つけるのが楽しい。踏みつけら
たり、刈り取られたりしても花期がくれば咲く。自然に乾杯!(8月に撮影)

ノブドウ  ブドウ科

花期7〜8月/つる性の木 長いつるがのび、葉に対生して巻きひげが出る。
花は淡緑色で小さい。果実は一見食べられそうだが、食べられない。野に生えるブドウの意味。

    

ヌスビトハギ  マメ科

花期 7〜9月/高さ70〜90cm  多年草。葉は3出複葉で小葉は卵型。淡紅色の蝶形花がまばらにつく。
花冠の長さ3〜4mm。果実の表面にかぎ形の短毛があり、ものにつきやすい。名前の由来は、果実の形を盗人の足跡に見立てたもの。

    

コヒルガオ    ヒルガオ科

 花期 6〜8月/つる性 多年草。茎は長くのび、他物に絡みつく。花柄の上部には翼がつく。
葉は長さ3〜7cmのみみ形。みみは2裂することが多い。。名前の由来は、ヒルガオよりも小さいことから。

    

オシロイバナ  オシロイバナ科

 花期 7〜10月/高さ60〜100cm 多年草。熱帯アメリカ産で、1年草として扱うが、関東地方以西では多年草にある。
きわめて丈夫で、暖地では野生化している。名前の由来は、タネの中の胚乳が白い粉末状で、白粉に似ていることから。

    

 

センニンソウ  キンポウゲ科

 花期 8〜9月/つる性 多年草。茎はつる性でよく枝分かれする。
葉は羽状複葉で、卵円形の小葉がつき、葉柄がねじれて物に巻きつく。
葉のわきから柄をだし、径約30mmの白花を多数つける。有毒植物。
名前の由来は、果実の花柱を仙人のひげにたとえた。仙人草。

    


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