そ の 他

飛行機 12月8日午前12時関西国際空港発フィンランド航空にて出発。ヘルシンキ空港でミラノ行きに乗換える。一番目の目的地であるミラノ空港には8日午後6時5分到着(時差−8時間)。実に14時間の長い旅となる。関西空港とヘルシンキ間7739キロは、ボーイングMD-11型機(全長61.2m、翼長51.7m、巡航速度時速910キロ,座席数292席)。関空離陸15分後には飛行高度7620m、飛行速度時速1000キロ、外気温摂氏−37度の案内。ヘルシンキとミラノ(ローマ)間はエヤーバスA320型機(全長37.6m、翼長34.1m、巡航速度時速840キロ座席数144席)。内田幹樹著「査察機長」(新潮社)を思い出しながら、パイロットの発するシートベルト着用サインやフィンランド人スチュワーデスの気配り、モニターから流れる巡航情報にも納得・安心して快適な飛行時間を過ごした。機内食は3回。
フィンランド共和国 面積は日本よりやや小さく、人口は524万人(2004年)、首都はヘルシンキ(約56万人)。フィンランド人はコーヒー豆消費が世界一で、一人当たりコーヒー豆消費量は年間11.26キロ。一人一日に飲む量は7〜10杯(マグカップ)という。国土の70%が森林に覆われ、10%が湖沼や河川が占める。今回はシェンゲン協定加盟(国境・税関管理の廃止)国間の移動ということで、入出国審査・検査手続きはヘルシンキのみで、イタリア、ヴァチカン市国ではなかった。帰路のローマ空港でチエックイン手続きを待っていた時、どこからとなく童謡の「夕焼け小焼け」のメロディーが流れてきた。よーく耳を澄ませるとなんと隣列に並んでいるフィンランド人の子供達が、私たちのために歌ってくれたのに気づく。歌が終わるとロビー内は大拍手となる。引き続いて民謡「会津磐梯山」も歌ってくれた。思いがけない出来事に感動し、旅先での貴重な思い出となった。一行は20名程の団体でイタリアへの音楽発表の帰りということでヘルシンキまで同じ飛行機となる。今回の旅行を通じてフィンランドも身近に感じることが出来た。
・旅行者 参加者20名のためイタリア国内移動の大型リムジンバス内でゆっくりとできた。食事時は旅行の情報交換や自己紹介ができ、お互いの親睦が図られた。旅行の楽しみは新しい友達が出来ることでもある。卒業旅行の女子大生さん、新婚さん、主婦グループ、夫婦連れとなかでも80歳に近い二組のご夫婦、お元気でハードな旅行を楽しまれていた。私もあやかりたいもの。皆さんお世話になり有難うございました。最後に添乗員のGさんお世話になり有難うございました。今回の旅行に万歳。 

《参考図書:「世界遺産の旅」(小学館)「イタリア」(ダイアモンド社)「イタリア」(成美堂)ほか》

機内食 ヘルシンキ空港
入・出国審査 ヘルシンキ空港で乗り継ぎ
 
フィンランドの音楽学校生徒・ローマ空港で ローマで(ストケシア・日本名るり菊)

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