身近にいる昆虫・小動物(3)
カブトムシは夜行性でクヌギなどの樹液に集まる。センチコガネは牛や羊の獣糞に集まるので牛糞などをひっくり返してみると見つかる。タマムシは玉(宝石)のように美しいから玉虫と呼ばれ、幼虫の食性はサクラ、エノキ、カシなどの枯れ木。写真は小学校内のカシ枯れ木から頭を出してくる瞬間のもの。キマワリは近寄ると木の裏側に廻って身を隠すので「キマワリ」の名がついた。クサギカメムシはクサギ、サクラ、マメ類や、ミカン、ナシなどの果樹について果実を吸汁する農業害虫。成虫で越冬するが、その際に集団で人家に侵入する。カメムシはの大きな特徴は臭いにおいを出す。食物は植物から吸汁するものと昆虫を捕らえて体液を吸うものとがある。トゲナナフシは野外で見つかるものはすべてメスで交尾せずに単独で卵を産む。背中にトゲがある。コオロギの天敵はカマキリ、クモ、カエル、トカゲ、鳥類。ウマオイは全身が緑色で頭部から背中にかけて濃褐色太い条があるキリギリス。「スイッチョン」「スイッチョン」と鳴く。ニホンイシガメは雑食性で藻類、水草、昆虫、小魚、蛙などさまざまな植物を摂食する。生き物を観察するのは楽しい。
カブトムシ |
センチコガネ |
タマムシ(撮影は丹波市の谷さん) |
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キマワリ |
オオオサムシ? |
ヨコヅナサシガメ |
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クサギカメムシ |
カメムシ |
カメムシ |
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トゲナナフシ |
コオロギ |
ウマオイ |
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バッタ |
ニホンイシガメ |
パセリの葉を食べるキアゲハの幼虫 |
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《参考資料》株式会社ティビーエス・ブリタニカ発行「里山昆虫ガイドブック」、株式会社日本ヴオーグ社発行「蝶と蛾の写真図鑑」、全国農村教育協会発行「校庭の昆虫」、株式会社小学館発行「野や庭の昆虫」株式会社ナツメ社「昆虫の不思議」株式会社山と渓谷社発行「昆虫コレクション」兜ス凡社発行「日本動物大百科」他
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