サハラ砂漠

 午前4時エルフードのホテルから四輪駆動車(4WD)に分乗して50キロほど離れた,メルズーガ大砂丘に向かう。車で出発してまもなく道路からはずれ砂漠に入る。何もない大砂漠を何を目印にしているのか分からぬまま、運転手は黙ったまま薄暗い道なき道を約1時間走る。車が止まり降りると薄暗い中にたくさんのらくだが行儀正しく座って待っていてくれた。らくだを利用したり歩いたりとサバクの頂上まで約30分。砂漠の砂は乾燥してさらさらで、きめが細かく足元がずり込んで頂上を目前にしてもなかなか進めず苦戦した。頂上で待つこと約20分、午前5時53分日の出を迎え喚声にわくなか、ビニール袋(砂嵐が起こると精密機械は故障する)に入れたカメラを取り出しシャッターを押し続けた。帰りはベルベル人のテントを訪ね、ミントティーをご馳走になる。 

 (午前5時53分)
(大津のMI さん撮影)

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