ラバトはモロッコ第2の都市であり大西洋に位置する首都。王宮には現国王ムハンマド6世とその家族が住む。1864年に建てられた。白い壁に緑の屋根がひときわ鮮やかな建物。内部は公開されていないが、入口まで見学可能。その他モロッコには24の王宮がある。金曜には祈祷のために近くのアルファ・モスクへ行く国王のパレードが行われる。ムハンマド5世の霊廟ムハンマド5世はフランスから独立を勝ち取った元国王で建国の父と呼ばれる。赤と白の鮮やかな軍服に身を包んだ衛兵がこの廟の入口を守っている。ハッサンの塔は12世紀に建設の途中で放棄された未完のミナレット(尖塔)。塔の南側にある360本の大理石の柱は、モスクの跡。
カサブランカはモロッコ最大の都市で経済の中心地。ハッサン2世モスク1993年に完成したモロッコ最大級のモスク(イスラム礼拝所)。内部に2万人、モスク前には8万人を収容できる。高さ200mのミナレットは、世界一を誇る。モロッコ全土から職人3300人を動員して作られたモスク内はすべて手造り。天井のドームはマホガニやシーダーの木を使い、緻密な模様が彫られている。旧メディナは国連広場の北側にあり、古い城壁で囲まれている。
ラ バ ト | ||
王宮 | アルファ・モスク | |
ムハンマド5世の霊廟 | ハッサンの塔(うしろは大西洋) | |
カサブランカ | ||
堂々たる威容のあるハッサン2世モスク | ||
国連広場 | 旧国連広場前のメディナ入口時計台 |