ナポリ・カプリ島

 世界遺産のナポリ歴史地区。ローマからバスで約3時間かけてナポリに到着。港町ナポリはローマ、ミラノに続く三番目の大都市。国家統一以前は、数世紀にわたりイタリア半島最大の国家の首都であった。ヌオーヴォ城は13世紀後半に、フランス・アンジュ一家のシャルル1世が建造したフランス風の城。卵城は12世紀にナポリを支配下においたノルマン朝が、海上の防衛の起点として建設。城の下に埋まっている卵が壊れると町が滅ぶという伝説がある。ナポリ最古の城。ヴェスーヴィオ火山は古代ローマ時代の79年に麓にあったポンペイの街を一瞬にして灰の下に埋もれさせた。
 太陽と紺碧の海に囲まれた地中海に浮かぶカプリ島の「青の洞窟」を求めて、ナポリのベヴェレッロ港を出発し、1時間余りでカプリ島のマリーナ・グランデ港に到着。残念ながら風波のため、洞窟に行くための乗り継ぎモーターボートの発着は中止となる。計画変更してバスとリフトに乗り継いでカプリ島で一番高い標高589mのモンテ・ソラーロ山に登る。カプリ島の人口は約1万2千人で夏には2万人に膨れる。   

ナ ポ リ
ヌオーヴォ城(サンタ・ルチアより) サンタ・ルチア港に浮かぶ卵城
ナポリ湾・ベヴェレッロ埠頭(正面) ヴェスーヴィオ火山とナポリ湾の町並み
カプリ島
マリーナ・グランデ港
高台にある高級住宅地 モンテ・ソラーロ山からカプリ島を見下ろす

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