イチゴ  晩秋に植えつけ、追肥や除草などを適時に行う

 多年草で栽培期間が長くかかり、苗づくりから始めると収穫までに1年以上、苗から栽培しても8ヶ月以上かかる。根は肥やけを起こしやすいので、施肥には十分注意。
【子苗の移植】6月〜7月になると根本からひも状のランナー(走りづる)が四方八方に出てくる。その先端に3〜4株の子苗をつける。本葉2〜3枚の子苗を親株側のランナーを2cmくらいつけて(先の方は根本からきる)切り離し、移植床に仮植えする。
【植えつけ】10月下旬から11月上旬、イチゴの花房は親株ランナーの反対側から出るので、日当たりのよい側に伸びるように2条植えする。
【追 肥】 11月中旬ころ、根本から10〜15cm離れたところに施し冬越した2月中旬頃に畝の肩の部分に肥料をばらまき、通路の土をかぶせる。
【マルチ】 2月中旬になったらマルチフイルムで地面を覆う。
【管 理】 越冬後、盛んに育成しはじめたころ、下葉をかき取る。春になり、ランナーが伸び出してきたら切除する。

        果物の中でもビタミンCの含有量が多く、10粒前後で一日の所要量100mgをまかなうことが出来る。
        洗うときは、ヘタをつけたまま洗うと、ビタミンCが損なわれにくい。