台 北 (1)

 台北市は台湾の首都で人口263万人。忠烈祠は1969年北京にある故宮の大和殿をまねて作られた。中華民国成立に犠牲となった革命烈士、抗日戦争、及び国共戦争で亡くなった33万人の兵士が祭られている。建物内部は、禁煙脱帽の規則あり。衛兵たちの交代式は息がぴたりと合い、雰囲気がとても凛々しい。ガイドの翁さんによると台湾には、男子は18才から41才までに2年間の兵役義務がある。国立故宮博物院は北京の紫禁城を参考にして建てられた。国共内戦に敗れた中華民国政府が台湾へ撤退する際に、北京の故宮と南京の中央博物院から持ち運んだ中国歴代の貴重な美術品を約65万5千点を収蔵している。有名な陶磁器「唐三彩騎馬俑」、玉器彫刻「清翠玉白菜」、彫刻「清雕橄欖核船」には見物者が集まった。2005年6月から館内撮影禁止。龍山寺は1738年に建立さ、270年の歴史がある台北で元も古い寺。観音菩薩を中心に、民間信仰の海の女神・媽祖など大小100体以上の神仏がまつられている。線香の煙が絶えることがなく、境内は参拝客や観光客ですごい熱気。

正門入ってから見た忠烈祠(左)と本殿手前の建物(右)
忠烈祠・本殿から出てきた衛兵(左)と国民党政府の将兵の霊が祀られている(右)
国立故宮博物院
龍山寺・参拝客や観光客ですごい熱気

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