アグラ

 アグラ市は、デリーから約200㎞離れたところにある、人口約157万人の都市。世界遺産のタージ・マハルはムガル皇帝シャー・ジャハーンが22年の年月をかけて、若くして亡くなった妻ムムダスのために建てた総大理石の霊廟。基壇の大きさ95m四方、本体57m四方、高さ67m、四隅のミナレット(塔)の高さ43m。世界遺産のアグラ城はデリーのレッド・フォートと並ぶ巨大な城。シャー・ジャハーンは息子にタージ・マハルの見える城内の「囚われの塔」に幽閉され、亡くなるまでタージ・マハルを眺め続けたと言われている。。世界遺産のファテープル・シークリーはアグラ市内から南西37㎞の所にあるアクバル帝の城跡。預言者の言葉に従ってこの地に都を移した皇帝だったが、水不足のためにたった14年で再びアグラに遷都した。壮大な都城の遺跡が、それほど傷まないで残っている。

タージ・マハル
正門 
   
白大理石に施された象眼細工、左右対称・インドで最も美しい建築物 
敷地内にあるモスク
   
アグラ城  
   
入口正面  囚われの塔・彼方にタージ・マハルが見える 
 
ファテープル・シークリー 
   

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