ローテンブルクは城壁に囲まれた旧市街の中に見どころがたくさんある。ゴシックとルネッサンスが混在する市庁舎、市参事宴会館の仕掛け時計、2つの塔を持つヤコブ教会、城門のマルクス塔、中世犯罪博物館等など。市庁舎の階段で高さ60mの塔に登ると、眼下の眺めはすばらしかった。
ディンケルスビュールへはローテンブルクから南へバスで1時間ほど走る。第2次世界大戦でも破壊されることなく、中世の姿を今に伝える街。15世紀以来の木組みとレンガ屋根の家並みが並ぶ。ドイチエスハウスは15世紀の木骨組の傑作。木骨組の家は一つ一つの階が「箱」のような構造になっていて、それを積み重ね、「箱」と「箱」がずれないようにカスガイで止めて作っている。聖ゲオルク教会の窓は16mの高さまで大きく取られているのでとても明るい。
ロマンチック街道の南の終点フュッセンの近いヴィース教会。内部はコロコ様式で華麗できらびやかでとても美しい。イノシュヴァンシュタイン城は作曲家ワーグナーの世界に陶酔した国王によって17年の歳月と巨額の費用をつぎ込んで建設された。
ローテンブルク | |
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マルクト広場の市庁舎(左)とゲオルグ噴水(右・深さ8m、容量10万リットルの町最大の噴泉) | |
聖ヤコブ教会と旧市街(左)とマルクト広場(右)。【市庁舎の屋上から】 | |
ディンケルスビュール | |
左端の赤い建物が市参事宴会館、3番目がドイチエスハウス | 聖ゲオルク教会(入口) |
フュッセンに近い場所 | |
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ヴィーナス教会 | 教会正面 |
教会入口 | イノシュヴァンシュタイン城 |